介護保険制度
介護保険。よく耳にする言葉ですが、具体的な内容については皆さんご存知ですか?
今回は仕事柄よく目にし、耳にし、患者さんにも情報提供している立場でご紹介したいと思います!
介護保険とは?
介護保険制度とは、1997年に制定され、
2000年4月に施行された制度です。
身の回りの世話をするだけでなく、被介護者の自立をサポートする「自立支援」、被介護者本人が自由に選択することで、介護サービスを総合的に受けられる「利用者本位」、納めた保険料に応じてサービスや給付金を受ける「社会保険方式」の3つの柱を基本に成り立っています。
介護保険は、40歳になった月から全ての人が加入することになり、支払い義務があります。年齢によって区分が分かれ、65歳以上は「第1号被保険者」、40歳~64歳までは「第2号被保険者」に当たります。たとえ要介護状態になったとしても、39歳以下の人は介護保険を利用できません。
第1号被保険者
第1号被保険者は、介護が必要であると認定を受けると、その程度によって、日常生活の支援や介護のサポートを受ける際に介護給付を受けることができます。
第2号被保険者
第2号被保険者の場合、末期がんや関節リウマチなど全部で16種類の特定疾病のいずれかに該当し、要介護認定を受けた人のみ、介護給付を受けることができます。
次回は介護保険サービスについて書き記していきたいと思います!
読んでいただきありがとうございました😊