ディズニー×作業療法=?

医療、リハビリ、ディズニー、日常

介護保険制度③

前回に引き続き書き記していきます。

 

前回、要介護度についてご紹介しました!

具体的なサービスの前に、

その要介護度に応じた支給限度額についてです。

 

支給限度額

介護度が重いほど限度額は大きくなります。

それ以上のサービスを受けたい場合は、

全額自己負担となりますが、

受けられないという事ではありません。

介護保険は点数制で、

1点10円で換算しています。

1点の単価は10~11.40円で、

賃金の地域差により決まっています。

また、その方の収入に応じて負担額が変わってきます。

上の数字が支給限度額、

下の数字が1割負担額を示しています。

表の作り方が分からず見づらいのですが...


要支援1
50,030円
5,003円


要支援2
104,730円
10,473円


要介護1
166,920円
16,692円


要介護2
196,160円
19,616円


要介護3
269,310円
26,931円


要介護4
308,060円
30,806円


要介護5
360,650円
36,065円


このように、介護度が高くなると、

必要な介護も増え、

費用も高額になっていきます。

年金の中から毎月これだけの費用を払うのは

大変な家庭もあるのが事実です。

 

具体的なサービス

では具体的なサービスについてです。

 

居宅サービス

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居宅サービスは、

要介護・要支援者が、

現在の居宅に住んだままで

提供を受けられる介護サービスです。

居宅サービスは種類が非常に多く、

さらに「訪問サービス」「通所サービス」

「短期入所サービス」「その他サービス」

に分類して、

各サービスの内容を決めています。

 

訪問サービス

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訪問サービスは、

自宅で暮らす要介護者・要支援者を訪問して、買い物や掃除などの生活支援、

食事や排泄などの介護、

健康管理や衛生管理指導などの看護、

リハビリ・入浴などを提供するサービスです。

 

通所サービス

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通所サービスは、

自宅から通ってきた要介護者・要支援者を、

施設に受け入れて、食事や排泄などの介護、

健康管理や衛生管理指導などの看護、

リハビリ・入浴などを提供するサービスです。

 

短期入所サービス

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短期入所サービスは、

要介護者・要支援者を一定期間施設内に

受け入れて、食事や排泄などの介護、

健康管理や衛生管理指導などの看護、

リハビリ・入浴などを提供するサービスです。

 

その他

その他サービスは、

介護保険の指定を受けた、

有料老人ホームやケアハウスなどに、

入居している要介護・要支援者向けの

サービスと、自宅で暮らす要介護・

要支援者向けのサービスに分けられます。

前者には

「特定施設入居者生活介護」があり、

後者には

福祉用具貸与」

「特定福祉用具販売」

「住宅改修費支給」があり、

「居宅療養管理指導」と、

「居宅介護支援」は両方で提供されています。

 

私も今回調べて改めて、

整理できた部分もありました。

医療従事者としては、

知っておかなければいけない、

大事な知識ですね!

引き続き精進してまいります。

 


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